2000.10.09 大台ケ原（東大台）

実は、この前週にも大台に行っているのである。
早朝に大阪を発ち、大台の駐車場に着いたのだが、
それはそれは、雨こそ降っていなかったものの、
すさまじい風と強烈な寒さ、そして濃いガスの中。
車から、一歩降りただけで、帰ってきたのであった。
もう、全く大阪と天気が違うのに、ほんと驚いた。
いや、正確には、国道169号線でも、晴れていたのだが・・・。

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そして、翌週、天気予報は雨。
しかし、ネットで雲の流れを見ていると、
紀伊半島南部はなんとか晴れるのではないかと、
勝手に思い、一路大台へ。

駐車場に着いてみると、
こちらの思ったように晴れていたわけではない。
そんな甘いものではなかった。
しかし、雨上がりの曇りと言った状態。
ガスもそう濃くはなく、とりあえず東大台を歩いてみた。
もちろん、こんな天気なので、遠望は望むべくもないので、
ガスの中の大台を楽しむことにした。
予報自体が、完全に雨だったので、
たまに三脚を担いだ写真家と出会う程度で、人はほとんどおらず、
聞こえるのは交尾期を迎えた鹿の大きな鳴き声だけ。
静寂な秋の大台ケ原をゆっくりと楽しめた。
このガスの中の大台が、本来の姿なのであろう。