2005.10.02 大台ケ原

秋の真っ盛りの１日、サークルのメンバーで西大台へ行くことに。
また、折角だからと言うことで、前夜泊で日出ヶ岳からの日の出も見ることになった。
しかし、天気予報はそれほど思わしくなく、曇り。
恐らく大台ではガスになることが予想された。
ひょっとしたら、小雨になるかも知れないような感じだ。

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ゆうさんとはたさんと夜の10時30分に熊取駅で待ちあわせて、出発。
途中、快適にぶっ飛ばし、169号線なんか100キロオーバーもしばしば(^^ゞ。
しかし、大台ドライブウエイに入ってからは、急速にスピードダウン。
なぜかと言えば、走行中いきなりクルマの脇から、動物が！
危うく轢きそうに・・・。
飛び出してきたのは、うさぎさんでした。
その後、シカはもちろんのこと、道路上でキツネともご対面。
どこに何がいるかわからずゆっくりと走ることに・・・。
そういえば、定番のタヌキがいなかったなぁ（笑）。
と、走っているうちに夜空は、満天の星に・・・。
正面には、オリオン座が輝く。
これは、ひょっとすると、ラッキーかも知れない・・・。
駐車場には、目標時間の深夜１時に着いた。
昨日から来ているとくさん号を発見だ。
すぐ脇にクルマを止め、ゆうさんとはたさんと３人で僕の車内で小宴会。
そして、眠りについたのは、深夜の２時半。
たった１時間半の睡眠時間。早朝の４時に起きれるんかいな？？

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携帯のアラームが鳴った。
うへぇ〜、むちゃ眠い！
外はガスってる？？ガスってたら、いいなぁ。もうちょっと寝れるのに・・・。
と言う、仄かな期待は見事に裏切られ、相変わらず外は満天の星。
さあ、用意して、出発だ。
ヘッドランプをつけて、まだ真っ暗な登山道を歩き始める。
途中、闇夜に光るシカの目を見守られながら、歩き続ける。
45分くらいで、稜線に出た。
明るくなり始めた東の空に三日月が浮かんでいる。見事な快晴だ。
そこからすぐの日出ヶ岳の展望台で日の出を待つ。
明け方の空は、どこまでも澄んで美しい。
尾鷲の海が箱庭のように見える。
富士山も見えそうな勢いだ。
北側に目をやると、下には雲海が・・・。
至福の時を過ごす・・・・。

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早朝の感動を胸に正木峠を通り、正木ヶ原から中道を抜けて、駐車場へ。
8時頃に「たたら亭」で落ち合うことになっている
たまどんさんと、「たたら亭」に行く前に駐車場で出会う。
全員で「たたら亭」へ。僕にとっては、1年ぶりだ。
ここの鴨うどんは、相変わらずおいしい。
たたら亭のおばちゃんに「午後から雨が降ってくるから、はよ行きや」と
せかされ（笑）西大台へと向かう。
西大台と言えば、静かな深い森のイメージだ。
ゆうさんは、霧に包まれた幽玄な世界を期待していたようだが、
この日は幸いかな晴天である。明るい森だ。
さらに、メンバーの楽しい声が、ますます森を明るく感じさせ、
静かな森の西大台イメージとは、かなり異なった山行になった。
これも、また楽しである。
コースは七つ池から開拓分岐、展望台と回り、ナゴヤ谷から戻る周遊コース。
僕にとっても、半分程度は初めての道だったが、途中迷うようなこともなく、
また「たたら亭」に戻ってくるころには、曇り空になっていたが、
心配していた雨にも当たらず、本当に楽しく気持ち良く歩けた。