雨乞岳 2005.11.19
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フジキリ谷登山口〜千種街道〜杉峠〜千種街道〜フジキリ谷登山口〜永源寺
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ひ〜さん、あやさん、権蔵
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先週の鎌ヶ岳に続いての鈴鹿山脈。 天候は冬型ながらも、曇り時々晴れの予報だ。 ● まだ夜も明けぬ早朝の4時45分に部屋を出発し、 鈴鹿の奥座敷雨乞岳へ向かった。 さすがに寒いが、月明かりの空には、雲はあるものの、晴天だ。 素晴らしい登山を予感させた。 道中はもちろん晴れ。日の出も見えた。 湖南を走る名神から見える景色は、 鈴鹿方面にややガスが被るものの穏やかな気候だ。 ところが、八日市インターに着くと、そこは雨。 インター前のコンビニで、買い物をしている時は、結構な雨だった。 そこから、登山口へとクルマを走らす。雨は、ほぼ止んでいた。 永源寺の街中を走り、そして甲津畑の村中を走り、山の中へと入っていく、 また雨だ。もうすぐ登山口。雨が降り続く。 クルマは登山口を通り越し、奥へと続く道へ走らせた。 雨の中、目の前に拡がる紅葉が素晴らしい。 「どうしょうか?」と誰からともなく声が出る。 「このままだと、ちょっと・・・」 「もっと、南の山域に変更しようか?」 やがて、道はなくなり、また逆戻り。 山合いから見える下界は、晴れている。 そして、また登山口に着いた。 そうすると、そこで雨が止んだ・・・。 「行こうか!。」「そうしましょうか!」 と言うことになり、雨乞岳へと向かった。 ● 登山口から、1時間程度は軽トラ程度しか走れない林道だ。 歩き始めからしばらく経ったとき、やがて空には青空が見えはじめ、 太陽の光が差し込むようになってきた。 「よかったね」「止めてたら、後悔してたね」・・・・・。 ● 今日歩く道は、登山口から杉峠までの2時間強が千種街道。 杉峠からの40分ほどが純粋に雨乞への登山道だ。 この千種街道は、四日市方面と近江とを結ぶ、古くからの街道。 さらに、明治期からは、道沿いに多くの鉱山が開かれ、 多くの史跡、遺跡が残されいる。 そういったことを話題にしながら、紅葉の中、足を進めた。 ● しかし、天候は、徐々に崩れていく・・・・。 杉峠までへ4分の3程度歩いた時には、ついに雨が降り出す。 すぐ止むかとも思ったのだが、なかなか止まず本降りに、 不本意ながらも、大嫌いな雨具を付ける・・・・。 ところが、雨具を付けると、お決まりのように雨は止んだ。 しかし、その後は降ったり止んだり。 高度を上げると、徐々にガスが出てくる。 雨は、みぞれに変わる・・・・。 ● 杉峠まで15分程度のところで、雨乞の中止を決める。 杉峠までのピストンに変更した。 そのころ、もはや天候は吹雪。最悪〜!! 少しあやさんが遅れ始める。僕はあまりの天候の悪さにテンション大下がり!。 ひーさんは、それでもムチャ元気(笑)。 杉峠は初めてという、ひーさんにひとりで先行していただき、 ひーさんが杉峠にタッチし戻ってきて、 そして出会ったところで、帰ろうかという話しになる。 杉峠まで5分ばかりのところで、下山者と出会う。 僕はその方と話し込み立ち止まる。あやさんは、ひとりで杉峠に向かう。 その下山の方は、イブネに向かおうとしたけど、 ガスで迷子になりそうだから、アゲンキョ手前で折り返したとのこと。 そして、先週銚子ヶ口岳に登ったが、人生の最高の紅葉だったなどと話しておられた。 そうこうしているウチに、ひーさんが戻ってくる。 そして、ひーさんと話し込む。その後、あやさんが杉峠にタッチして戻ってきた。 なんと、僕は杉峠にも行かず、今日の山行は終わってしまった(笑)。 この時点で、まだ11時前。 ● 下山し始める。 下山するにつれて、今度は雪が雨に変わり、降り続く・・・。 12時ちょうど頃、雨が上がり、蓮如上人遺跡のところで昼食にする。 昼食を開始したころは、穏やかな天候だったのだが、 終わり頃に「ゴォッー」というすごい音ともに、山の中は嵐に・・・・。 慌てて片づけるも、もうザックの中やいろいろなモノが、ビショビショ。 ● 再び下山を開始する・・・・。 容赦なく叩き付ける霰が顔に当たり痛い。 肌を突き刺す冷たい突風。手はかじかみ、寒さで顔が痛い。 急激な気温の低下だ。 ひーさんが、「これで上に上がってたら、大変なことになってたなぁ」と。 全くその通り。そんなことは想像したくもないほどの悪天だった。 ● 林道あたりまで降りてくると、雨霰は止み天候も落ち着く。 その時、あやさんが後ろで「くしゅん!、くしゅん!」と。 そりゃ、風邪ひくわ・・・・(笑)。 ● 登山口に戻ったのが、午後2時。 これから、どうしょうということになり、 全員が行ったことのない、紅葉で有名な永源寺へ。 さすがに名所だけにあって、人人人。道は渋滞。 しかし、比較的すんなり駐車場へ入れることができた。 永源寺の参道に入ると、山では見たこともない赤いもみじが現れる。 そして、500円の拝観料を払い、永源寺境内へと入る。 そうすると、そこには目を疑うばかりの紅葉の乱舞。すごすぎ!。 これは絶対に山では見れない赤さ。 当初小雨だったものの、徐々に陽も射し始め、紅葉がますます輝く。 ほんと、何かウラワザを使って、 例えば、水の代わりに赤ワインを飲ませるとか・・・して、 赤く育てているとしか思えない赤さだ。 雨乞のうっぷんを晴らすとばかりに、写真を撮りまくりった(笑)。 ● いやぁ、本日の雨乞のハイライトは、この永源寺の紅葉でした。 チャンチャン・・・(笑)。 |
雲が垂れ込む 紅葉は美しいものの スタート時は こんな感じだった |
紅葉に陽が射す 登り始めて しばらく経つと< このように 青空と陽の光りが |
輝く山の紅葉 この時は 登って良かった と思っていた |
住居跡 千種街道には かなりの数の 遺跡、史跡が 残っています |
紅葉の道を歩く 明るい紅葉の 下を歩く |
蓮如上人遺跡跡 これは登山時に 撮影した写真 下山時にここで昼食 その後嵐が・・・ |
紅葉に包まれる 下には落ち葉の 絨毯が・・・ |
落ち葉の上に雪1 杉峠手前で・・・ |
落ち葉の上に雪2 杉峠は うっすらと 積っていたそうだ |
苔むした木に雪 わずかな時間で 雪が吹き付けられた |
杉峠 うっすらと 雪が・・・ (ひ〜さん撮影) |
杉峠から雨乞岳 ガスの中 (ひ〜さん撮影) |
イブネへの道 こちらもガスの中 これは迷うパターン (ひ〜さん撮影) |
寒そうな風景 これも杉峠 僕は行って ないけど(笑) (ひ〜さん撮影) |
幻想的な落葉 |
ガスに覆われた紅葉 |
自然の紅葉 山の紅葉は なかなか真っ赤に ならない |
大シデの木 蓮如上人遺跡跡の すぐ近く |
人人人 これは登山道では ない(笑) |
どひゃ〜 真っ赤 |
萌えてます 左下に傘が 写っているのは(笑) ご愛嬌(笑) |
紅葉っす |
ベストショット?? 超お気に入りの写真 |
我ながら・・・ いいやんいいやん |
真っ赤 絶対に赤ワインを 飲ませてると思う 真っ赤さ! |
紅葉を立体的に 横から 撮ってみました |
山門から 人もすごいけど コントラストも すごい |
狙った写真(笑) |
逆光から1 これも、 ベストショット? |
逆光から2 こちらも 捨てがたい(笑) |
青空をバックに |
嘘っぽい写真(笑) もちろん、 うそじゃないっすよ 修正も何も していない |
きれい〜 ひ〜さんが撮ると こんなに違う 後ろの人が残念 (ひ〜さん撮影) |
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